<< 巨大銀行 ゆうちょ銀行 | main | 朝から 保管帳票類のシュレッダー >>
住宅ローンと建築屋さん

JUGEMテーマ:宅建

 

私 不動産屋をして 金融業界では当たり前かもしれませんが

不動産を売買 仲介 賃貸している業界にとりまして 不思議に

思ったことがありました。

 

不動産キャリアパーソンの試験には 不動産を購入する際

住宅ローン フラットなど 設問にでてきます。

 

私も 当たり前に 住宅ローンを 取り組んでおりますと

お客様に 住宅ローン事前協議エラー

 

「えっ? ブラックリストに載っているの? 団体信用生命保険に

加入できないの? 返済比率の年収が足りないの? 購入する不動産の

担保不足なの?」

 

全部 まったく問題がなかったのに じゃあ なんで 取り組みできないの?

 

310213-3.JPG

 

なんと 建築屋さんの経営者だから みたいです。

 

なんや それ? と うかがいますと 住宅ローンは 最長35年の

低金利のため建築屋さんの経営者が 自分のところで 自宅を建築する

場合は 家を建てる名目で いっしょに 運転資金も 借り増ししている

のではないかと うたがわれるみたいです。

 

じゃあ 全国の建築屋さんは 自分の家 持てないのですか? と

聞きますと 他社の建築屋さんに依頼して 自分がその下請けで仕事を

するか 不動産屋さんが建て売りした物件を買うか 自分の居宅の

建築資材と お仕事の建築資材の発注を分けて注文して 1枚1枚

領収書を添付して エビデンスとして 登録しないといけないみたいです。

まあ めんどくさい し 自分のところで原価で建つのに なんで

わざわざ 他社に仕事をあげて自分が下請けに入って 購入金額をあげないと

いけないの と 思ったりもします。

 

長年の優良お得意様の場合は銀行のプロパー住宅ローンという方法もあるみたい

ですが 今回の取り組みで ひとつ 勉強になりました。

 

不動産屋に 運転資金などないという意味不明のエビデンスと同じく

建築屋さんの経営者の住宅資金は 運転資金とみられるって

どこの業界も 大変です。

 

重要事項に金銭の斡旋とありますが 建築屋さんの経営者さんには

○○銀行 住宅ローン 変動金利○% と 書いても もうひとつ

踏み込んだ説明(先日の本部研修会でのスキルアップ)が 必要と

学んだ 住宅ローンの取組でした。

 


| 2019.02.21 Thursday | 不動産日記 | comments(0) |
[08:47]
Comment